500kWp以上の容量を持つ地上設置型太陽光発電の入札の第8ラウンドでは、925MWpの要求に対し、合計971MWpの165件のプロジェクトが選定されました。平均価格は79.48ユーロ/MWhで安定しており、前ラウンドから0.5%上昇しました。

生態移行省は、新しいPPE2「地上設置型発電所」入札の勝者リストを発表しました。この第8ラウンドでは、2023年の129件という前回の記録を上回る165件という記録的な数の勝者が出ました。

合計971MWpが落札され、要求容量は925MWpでした。これは、前回のラウンドで落札された887.5MWpと比較されます。提案された2つの最も強力な太陽光発電所は、グランテスト地域にあります。Neoenが主導するロミリー＝シュル＝セーヌ（オーブ）のサン・エロワ浮体式発電所（34.5MWp）と、CVEが主導するレニョウェズ飛行場（アルデンヌ）の発電所（31.8MWp）です。一方、165件のプロジェクトのうち、約50件は1MW未満の小規模プロジェクトであり、これは、S25政令（1MWp未満の発電所に関するもの）の公布の遅れが原因で、多くの開発者がPPE2入札を通じて発電所の開発を継続したことによって説明できます。したがって、Finergreenの分析によると、平均プロジェクト規模は第7回セッションと比較して30％減少しました（5.9MWp対8.6MWp）。

上位3社は、Générale du Solaireが18件のプロジェクトで合計87.9MWpを獲得しました。次いで、Urbasolarが63.9MWp、Engieが57.2MWpでした。Innergexが53MWp、EDFが49MWp、CVEが45.7MWp、Rubis Photosolが43.8MWpと続きました。

平均価格がわずかに上昇
勝者の平均価格は79.48ユーロ/MWhで、第7期（79.09ユーロ/MWh）から0.5%のわずかな上昇でした。CREの審議で読めるように、この傾向は、この期間に5MWp未満の容量（予約容量の対象）の申請数が、前期間よりも多かったこと（この期間に149件提出、前期間に81件）と、その価格が一般的に大規模プロジェクトよりも高いためであると説明できます。

地理的観点から見ると、Finergreenによると、サントル＝ヴァル・ド・ロワールとヌーヴェル＝アキテーヌは、この第8ラウンドの地上設置型太陽光発電のPPE2入札で最大の容量配分を獲得した地域であり、それぞれ209.2MWpと179.2MWpでした。グランテスト地域は、このラウンドの2つの最大のプロジェクトのおかげで、138.8MWpを獲得し、3位にランクインしました。ブルゴーニュ＝フランシュ＝コンテは、135.1MWpを獲得し、同様のパフォーマンスを示しています。最後に、北部地域は南部地域をわずかに上回り、合計配分容量の57％（76件の選定プロジェクトに相当）を占めました。コルシカを除くすべての地域が、この第8ラウンドでプロジェクトを獲得しました。これは、地上設置型設備のPPE2入札で4回目です。

CREが要求した仕様の変更
第9ラウンドは2025年12月12日に締め切られ、要求容量は925MWpです。S25 Sol関税令の今後の公布を考慮すると、これは1MWp未満の設置容量を持つ地上設置型太陽光発電設備に予約される予定であり、CREは、この入札の資格しきい値を、現在0.5MWpに設定されているものから1MWpに引き上げ、さまざまな支援メカニズム間の適切な調整を確保することを推奨しています。この変更は、S25 Sol令の公布後、この入札の最初の期間に行われる予定です。この推奨事項は、「PPE2ニュートラル」入札にも適用されます。

さらに、CREは、自己消費に特化した入札を更新せず、部分的な自己消費設備が従来の入札に応募できるようにすることを改めて推奨しています。